6月1日――県大会での敗戦から数日。
富士根南エコーズの子どもたちは、再びグラウンドに戻ってきました。
朝一番、監督のひと言が静けさを破るように響き渡り、
チーム全体の空気がすっと引き締まります。
気持ちを切り替え、それぞれが自分の課題と真剣に向き合う練習が始まりました。
ボールを追う足取りも、次の塁を狙う姿勢もどこか今までとは違って見えるのは、
あの大会で得た経験が、心の奥にしっかりと根づいているからかもしれません。
敗れて知った悔しさが、次への力になる。
あの日流した涙も、グラウンドで交わした声も、きっと未来を照らすはずです。
敗戦は終わりではなく、ここからまた始まる物語のひとつ。
富士根南エコーズは、この経験を糧にして、また一歩ずつ前に進んでいきます。
目指すのは、静岡県の頂点。その道のりはまだ始まったばかりです。
これからも、子どもたちの挑戦を温かく見守っていただけたら嬉しいです。
応援、よろしくお願いいたします。